2021年5月20日開催の大型写真イベント「御苗場」において、弊社執行役員ヤン・ケビン(楊欽) 氏が galerie lieu lieu のブースの3D空間展示スペースをプロデュースしました。その内容について一部紹介します。
■展示の様子:
■展示概要
「御苗場」は2006年に始まった日本最大級の参加型写真展です。2020年にコロナが蔓延するまでは、出展者や出展グループは最大で300を超え、例年横浜の大さん橋ホールにて開催されていました。
2018年に弊社執行役員ヤン・ケビン(楊欽)氏が写真作家として初出展し、ソニー賞を獲得しました。2019年には同氏が手がけた中国若手作家のブースが再びソニー賞を獲得しました。その際、2019年に初ギャラリー出展を試みたgalerie lieu lieu と出会い、 2021年は同氏がgalerie lieu lieuのブースをプロデュースすることとなりました。
今回の展示はこれまで作品未発表の新人作家広瀬美咲氏が10年以上撮り溜めた「玄関」シリーズを初披露することになります。ヤン・ケビン氏は弊社パートナー企業の3DNestのコア技術を導入し、今まで写真業界ではほとんど行われていないバーチャル3D空間での展示を試みました。
「玄関」3D空間展示スペース入り口URL:
3DNestは、リアル空間のVR化も架空の空間の3Dモデル構築も高い精度で行う技術を持つハイテク企業です。日本では、ゲーム業界や建築業界などの業界において、高く評価されています。
3DNestの持つ最新技術を用いて作り上げた今回の展示スペースは、「玄関」という作品シリーズのタイトルとあいまって、リアル空間とバーチャル空間の狭間にある、この時代を示唆するコンセプトが見所です。展示会はオンラインとオフラインの両方で行われる予定で、「玄関」の展示空間の「入り口」もそれぞれ異なる表現となっています。
「写真業界では、デジタル・オンライン時代における写真作品の展示と価値について、たくさんの議論が重ねられてきましたが、時代の転機を迎えていることはもはや否定できません。 新しい時代の 『玄関』が、どのようになるか、ワクワクしながら想像しました。ぜひオンラインでもオフラインでも自分の目で確かめてほしいです」と、ヤン・ケビン氏は語りました。
展示は5月20日 (木) から5月23日 (日) まで、オンラインとオフラインで行われています。
◼︎場所に囚われない、「場所」について探求し続けるギャラリーgalerie lieu lieu
◼︎ハイスピードで3Dモデリング化を実現する3DNest株式会社
◼︎御苗場とは
「御苗場」は、“自分の未来に苗を植える場所”という意味で命名した。2006年に始まった日本最大級の参加型写真展。出展することそのものが価値となり自信となり、夢を実現できるような、ひとりひとりが輝ける場所となることを目指している。
◼︎御苗場2021
・リアル会場
実施内容: 会場での作品展示 観覧
開催日程:5月20日 (木) ~5月23日 (日) 11:00~18:00 最終日 のみ17:00まで
開催場所
会場3331 Arts Chiyoda (3331.jp)
住所: 〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11 - 14
・オンライン会場
実施内容 : 出展者オンライン在廊スペース
開催日程:
5月20日(木) 11:00~5月23日 (日) 17:00
* 在廊時間は個々の出展作家ページ、 あるいは作家本人 に直接ご確認ください
開催場所:
会場: バーチャルスペース oVice
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